[SML 7268] Re: メッセージパッシング

hiroshi umeoka umr @ kyoto-sr.co.jp
2007年 2月 9日 (金) 16:47:41 JST


梅岡といいます。
私のイメージですと、本来の訳からはかけ離れてしまい恐縮なのですが、
	「交信」
です。パイロット同士や管制塔との通信の、あれです。一方通行で終わっても「交
信」っていいますし(ホント?)。
相手を活性させ、相互作用を期待する雰囲気が、なんとなくそう思わせるのだと感じ
ています。

> -----Original Message-----
> From: sml-bounces @ akademia.co.jp
> [mailto:sml-bounces @ akademia.co.jp] On Behalf Of AOKI Atsushi
> Sent: Thursday, February 08, 2007 2:12 PM
> To: Smalltalkers' Salon Mailing List
> Subject: [SML 7265] メッセージパッシング
>
>
> 皆さんへ
>
> じゅんのメーリングリストに質問したことを、SMLへの公開質問
> にさせてください。message passing の良い日本語訳を捜してます。
>
> ------------------------------------------------------------
> R2D2 (AOKI Atsushi)        http://www.sra.co.jp/people/aoki/
>
>
> -------- Original Message --------
> Subject: [Jun 5807] メッセージパッシング
> Date: Wed, 07 Feb 2007 14:17:02 +0900
> From: AOKI Atsushi
>
> 青木です。
>
> ちょっと術語の日本語訳で助力をお願いします。message passing
> も、message sending も、共にメッセージ送信と訳されていると思
> いますが、パッシングの意味をより強く表出するような言葉があり
> ませんかね?
>
> ------------------------------------------------------------
> R2D2 (AOKI Atsushi)        http://www.sra.co.jp/people/aoki/
>
>
> -------- Original Message --------
> Subject: [Jun 5809] Re: メッセージパッシング
> Date: Wed, 7 Feb 2007 14:50:00 +0900
> From: Tomohiro Oda
>
> 計算モデル寄りの話ならメッセージ送受、
> 処理系実装寄りの話ならメッセージ配送、
> などはどうでしょう。
>
>
> -------- Original Message --------
> Subject: Re: [Jun 5809] Re: メッセージパッシング
> Date: Thu, 08 Feb 2007 13:40:47 +0900
> From: AOKI Atsushi
>
> Tomohiro Oda wrote:
> > 計算モデル寄りの話ならメッセージ送受、
> > 処理系実装寄りの話ならメッセージ配送、
> > などはどうでしょう。
>
> なかなか!いい感じですね。伝送や推移そして経路や並行などが計
> り知れる言葉が好ましいのです。
>
> 大胆にも浅岡さんが日経ソフトウエア連載の第6回で、シュード変
> 数(pseudo variable:模擬変数)の【thisContext】を紹介してい
> ます。メッセージパッシングへと誘(いさな)う良い切り口でしょ。
>
> あるオブジェクトがこのメッセージをすでに受信していますか?と
> いうプログラミングは以下のようになります。たぶん Java で書き
> 直そうとするときに嫌われるであろう Smalltalk のプログラム。
>
> has: anObject alreadyReceived: thisMessage
>     aContext := thisContext.
>     aBlock := [:context |
>             (anObject == context receiver and: [thisMessage
> == context selector])
>                 ifTrue: [^true].
>             context sender ifNotNil: [:it | aBlock value: it sender]].
>     aBlock value: aContext sender.
>     ^false
>
> 自分の実行環境(実行文脈/実行経緯)=過去をたどって調べあげ、
> 真偽を答えますので、模擬変数【thisContext】を引いていますね。
>
> 上記のプログラムは、調べ上げるスコープを、自分のプロセス(ス
> レッド)内に閉じていますが、最近の私は、これまた大胆にも並行
> プロセス(マルチスレッド)の実行環境下でも動くようなプログラ
> ミングをしました。ターボなスパイダーを実現するプログラミング
> でやったのです。ためになりましたよぉ〜!(並行で動作するマル
> チスレッドのソースコードデバッガの自作ですから。)
>
> ------------------------------------------------------------
> R2D2 (AOKI Atsushi)        http://www.sra.co.jp/people/aoki/
>
>
>





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