[SML 7588] Re: Duration

Tomohiro Oda tomohiro @ sra.co.jp
2009年 7月 3日 (金) 09:23:17 JST


おだです。

> 「〜に転用できる or 〜にも使える or 実現方法としてそうなった」と「〜のために作った」とは、
> 結果が同じでも名前の付け方の立場がかなり違うと思えます。「Duration は、こんなこともで
> きます」というベースで話すか、「Duration は、こういうことをするためのものです」というベース
> で話すかは、私には全然別の話に思えます。

そうですね。
名前の付け方というのは色々あると思います。
経緯をあらわすものもあれば、将来像をあらわすものもあります。
内容を表現することもあるし、役割を表現することもあります。

私はSmalltalkなどのOOPLにおけるクラスの多くは実装としての
実体であって、その役割というものは他のクラスとの関係性のなかで
決まってくるものだと思っています。
そういう意味で、DurationのsuperclassであるMagnitudeの存在は
無視し難いものがありますし、Magnitudeおよびその仲間達との
差異というものも重要な要素だと思います。その流れから「時間量」
という言葉が頭に浮かびました。「時間巾」でもいいかもしれません。

と言いながら、ほかにどんな名前が出てくるのか、わくわくしながら
見ているというのが正直なところです :-)
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おだ



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