[SML 7626] [ANNOUNCE] Jun for Java (Jun734)

[Yoshiyuki NISHINAKA]

「じゅん for Java」のバージョン734を公開します。

  バージョン729からの主な変更点は、以下の通りです。

    * (modification) JunButtonControllerと
      JunTrackSliderControllerを修正し、対応するビューから直接
      Graphicsを取得して描画を行わないようにしました。Swingを用い
      ている場合、他のコンポーネントの描画に影響を及ぼす場合があ
      るためです。

    * (modification) JunOpenGL3dObjcectとそのサブクラスにメソッド
      'isCompoundEmpty()' を定義し、JunOpenGL3dModel#isEmpty() の
      実装を簡素化しました。

    * (new feature) JunOBJWriterはJunOpenGL3dObjectからWavefront
      のOBJ/MTLファイルを書き出すためのクラスです。これを用いて、
      JunOBJModelから表示している三次元形状をOBJ/MTLファイルとし
      て保存できるようになりました。

        http://www.sra.co.jp/people/nisinaka/Jun4Java/News/734/OBJWriter.png

    * (modification) JunOpenGLDisplayObjectsクラスを修正し、
      JunOpenGLTypicalObjectsクラスを用いるようにしました。

    * (new feature) JunOpenGLTypicalObjectsは、JunOpenGL3dObject
      クラスに定義された「典型的な形状」などの三次元形状をリスト
      として表示し、選択するためのインタフェースを提供するクラス
      です。

        http://www.sra.co.jp/people/nisinaka/Jun4Java/News/734/TypicalObjects.png

    * (new feature) jp.co.sra.jun.system.support.Categoryは、定義
      された値を用いて、実行時にメソッドを分類するためのアノテー
      ションです。


  「じゅん for Java」は、以下のURLからダウンロードすることができ 
  ます。

    ftp://ftp.sra.co.jp/pub/lang/java/jun4java/

  「じゅん for Java」は、オープンソースソフトウェアとして無償で提
  供している三次元グラフィックおよびマルチメディアを用いたアプ  
  リケーション構築のためのフレームワークです。「じゅん for Java」 
  に関する詳細は、以下のURLを参照してください。

    http://www.sra.co.jp/people/nisinaka/Jun4Java/index-j.html


                                 西中 芳幸 (nisinaka ＠ sra.co.jp)