[Squeak-ja: 2266] Re: Squeak BOF 参加者募集

Kazuhiro ABE abee.abe @ nifty.ne.jp
2005年 1月 16日 (日) 23:28:10 JST


阿部@新百合です。

先日、1/29に京都で開催されるSqueak BOFのご案内と参加者募集を行いました。

http://www.smalltalk.jp/pipermail/squeak-ja/2004-December/002010.html

その結果、9名の方から発表の申し込みをいただきました。どれも興味深いものば
かりです。概要を末尾に添付しますのでどうぞご覧ください。

プロシーディングの掲載には間に合いませんが、これ以降のお申し込みや当日の
飛び込みも受け付けます。

今回は18:00-20:00を発表に充て、20:00からはエンドレスでフリーディスカッショ
ンを行う予定です。したがって、今のところ1件あたりの発表時間は約13分になり
ます。

この進め方や内容、時間配分などについて、皆さんのご意見をどうぞお寄せくだ
さい(たとえば、発表者、受講者という感じに分けず車座で行うとか)。

楽しいイベントにしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
また、C5, C4の申し込みのがまだの方は急ぎお申し込みください。

 //abee
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阿部 和広  EMAIL abee.abe @ nifty.ne.jp

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・発表者名 武田 俊之 Toshiyuki Takeda
・所属 関西学院大学 Kwansei Gakuin University
・メールアドレス takeda @ kwansei.ac.jp
・表題 Rendezvous with Squeak
・概要
AppleのRendezvousプロトコルをSqueak上に移植したので、プロトコル、実装、応
用の可能性について紹介する。Rendezvousは主にローカルセグメントを対象とし
たサービスのアドバタイズと発見のプロトコルであり、たとえばSuperSwikiや
Nebraskaなどのサービスの設定と利用を簡便にする。これは特にアドホックなワー
クショップ開催において有用である。

・発表者名 梅澤 真史 Masashi Umezawa
・所属 株式会社 豆蔵 Mamezou Co.,Ltd.
・メールアドレス umejava @ mars.dti.ne.jp
・表題 しゃべるeToyと新NetMorphなど
Speaking eToys, NetMotph, or something
・概要
Accessibilityの実験的試みとしてのしゃべるeToyの紹介。および相手ノードを自
動発見し、日本語環境で動くようになったNetMorphのデモ。

・発表者名 親松 和浩 Kazuhiro Oyamatsu
・所属 愛知淑徳大学 Department of Media Theories and Production, Aichi
Shukutoku University
・メールアドレス oyak @ asu.aasa.ac.jp
・表題 スクイークで遊んだ2つの事例報告:小1の男の子と文系学生
Squeaking with a 7-year-old boy and with students at Aichi Shukutoku
University
・概要
幼稚園年長の冬から小1冬まで息子と1年間スクイークで遊んでみた事例と、大
学のゼミでスクイークを文系学生にワークショップ的に行った事例を報告す 
る。この2年間で学生の反応が少し変わってきたようである。理解が早くなった
一方で、「描いた絵をすぐに動かせるなんてすごい!」といった新鮮な反応 
は以前より少し減っている。教える側の慣れもあるだろうが、高校生向けの模擬
授業でも同様な得ているので、こうした変化が実際に進行していると感じて 
いる。

・発表者名 伊藤 栄一郎 Eiichiro Ito
・所属 山梨学院大学 Yamanashi Gakuin University
・メールアドレス e-itoh @ ygu.ac.jp
・表題 ロボットプログラミング環境とその教育的実践
Robot Programming Environment And Its Educational Practice
・概要
自律型ロボットAIBOの判断部分をプログラムすることのできる開発環境Defartに
ついて報告する。
Squeakを使って記述されたこのシステムは、Squeakの持つビジュアル機能や、ネッ
トワーク機能を使って、初心者でも使いやすく実行状況も把握しやすいものとな
っている。
昨年のBOFで発表したものに若干手を加えて、2004年春に行われたロボカップジャ
パンオープンに参加した。そのときの経験などについても報告する。

・発表者名 林 徹也 Tetsuya HAYASHI
・所属 フリーランス 	freelance
・メールアドレス tetha @ st.rim.or.jp
・標題 SqueakBasket −オブジェクトを共有するための実験的な電子メール環境−
SqueakBasket - An experimental email environment for sharing objects -
・概要
2004年度第2回未踏プロジェクトに採択された同名プロジェクトについて、そのコ
ンセプト説明と、意見交換を行いたいと思います。
Describe about the project that is one of the IPA Exploratory project 2nd
2004, and take place a discussion.

・発表者名 山宮 隆 Takashi Yamamiya
・メールアドレス tak @ metatoys.org
・標題 スーパーパーツ瓶 Super Parts Bin
・概要
スクリプトを含んだオブジェクトを簡単に共有する仕組み、スーパーパーツ瓶を
使った様々な秘儀を公開します。
SuperPartsBin is an easy mechanism for sharing scriptable objects. I am
going to introduce secret weapons of it.

・発表者名 横川 耕二 Koji Yokokawa
・所属 株式会社 豆蔵 Mamezou Co.,Ltd.
・メールアドレス koji.yokokawa @ riverside.skr.jp
・表題 Swimmy - みんなのマルチエージェントフレームワーク -
Swimmy - A Multi-Agent Framework for All -
・概要
マルチエージェント・フレームワーク Swimmyを紹介します。Swimmyを使うと簡単
なGUI操作でキャラクタ・エージェントをつくり、利用できます。
I introduce Swimmy, a multi-agent framework. Using Swimmy, Users can
create and use charactor-agents easily through GUI.

・発表者名 大島 芳樹 Yoshiki Ohshima
・所属 Twin Sun, Inc.
・メールアドレス yoshiki @ squeakland.org
・表題 毛玉: 並列粒子シミュレーションシステム
・概要
数万個にも及ぶオブジェクトに対して、簡単に振る舞いを記述して動作させるこ
とができるシステム「毛玉」を開発中である。eToysと同様のGUIインターフェイ
スを用いて記述することが可能であり、eToysに親しんだユーザーが無理なく使用
法を学習することができる。実行速度は、並列に実行可能な部分がそれぞれくく
りだされた形になってC言語の速度で実行されるため、十分な速度を持つ。
このデモでは、簡単な例題用いて使用法を示したい。


・発表者名 阿部 和広 Kazuhiro Abe
・所属 多摩美術大学 情報デザイン学科 Tama Art University, Department
of Information Design
・メールアドレス abee.abe @ nifty.ne.jp
・表題 新世界聴診器 WorldStethoscope - The Next Generation
・概要
様々な現象を音に変える世界聴診器が世に出て約1年。その後の各地での実践や応
用例、ODECoなど他のプロジェクトとの連携などについて紹介する。また、小型化
と低価格化を実現した次世代世界聴診器のデモや今後の展開予定についても触れ
る。
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