[Squeak-ja: 3240] HPSSK の最終選考会が行われました。

Kazuhiro ABE abee @ squeakland.jp
2006年 11月 30日 (木) 01:26:35 JST


阿部@新百合です。

一年前にここでもお知らせしたHPスーパーサイエンスキッズプロジェクトですが、

http://www.smalltalk.jp/pipermail/squeak-ja/2005-October/002677.html
http://www.smalltalk.jp/pipermail/squeak-ja/2005-November/002715.html

11/26にその最終選考会がお台場の科学未来館で開催されました。
その結果、5人のスーパーサイエンスキッズが選ばれ、アメリカ行きの切符を手に
しました。

http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2007/fy07-012.html
http://www.sugiyama-style.tv/archives/50666666.html

去年はプロジェクトの立ち上げということもあり、今後の活動を示すデモンスト
レーションとしてのワークショップでしたが、今回は最終審査ということで厳格
に行いました。

当日示した課題は与えられた素材(ペットボトル、棒、糸、輪ゴム、粘土、懐中電
灯、世界聴診器、スクイークなど)だけをつかって、対象物(「スクイークであそ
ぼう」)の質量を測定し、その結果と理由をプレゼンテーションするというのです。
この中で基準になるのはペットボトルに入った 500mlの水だけです。時間は3時間
でした。

結果は、私たちの想像を上回るもので、予想していた天秤とゴムの伸びだけでは
なく、水面の高さを基準にしたもの、スポンジの縮む量を比較したものなどのバ
リエーションに富んでいました。一番近かった子は誤差2.8%です(本は467g)。
もちろん、この結果だけでなく、そこにいたるプロセスや考え方を見ないといけ
ませんし、年齢による違いも考慮しなければなりません(幅は小3から中3まで)。
必然的に審査は数点を争う熾烈なものとなりました。とてもつらかったです。 

また、これと並行して、米村でんじろうプロダクションのチャーリー西村さんに
よるサイエンスショーも行われました。私はこちらは見られなかったのですが、
テレビでおなじみの科学実験とスクイークを組み合わせた斬新なものだったと聞
いています。こちらは林さんにがんばってもらいました。

この一年間に行ったワークショップは50回以上、延べ参加者は約600名になります
(協力、協賛イベントなどを入れると延べ約1,600人)。
今回のイベントはこれらの締め括りとなるものですが、来月には次年度のワーク
ショップもはじまりますし、来年にはアメリカツアーもあります。

これからもHPSSKをよろしくお願いします。

 //abee
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阿部 和広  EMAIL abee @ squeakland.jp



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