[Squeak-ja: 2032] Squeakで問題解決カリキュラム

Takeshi FUJIOKA fujioka @ db.soc.i.kyoto-u.ac.jp
2004年 12月 6日 (月) 23:59:44 JST


京都市立堀川高校の藤岡と申します.

Squeak-jaへの投稿ははじめてかと思います.
簡単に自己紹介をさせていただきます.

堀川高校でSqueakを用いた情報教育カリキュラムの実践をはじめて2年目
になります.京都でのALAN-Kプロジェクトのキックオフのときから,
最近ではシカゴでのSqueakFestやAlan Kay博士京都賞授賞の際の
ワークショップ等,Squeak-jaの皆様にはたいへんお世話になっております.

> >以前にも京都の堀川高校で小学生のSqueakのワークショップを見たことがありまし
> >た。小学生にもある程度の作品が作れるということはよくわかりましたが、今後は
> >Squeakを教育のどのような局面において使用するのかということが課題になると思い
> >ます。そのためには、しっかりとした教育のカリキュラムが必要だと思います。
> 
> おっしゃる通りと思います。どうしても「Squeakの授業」は「プログラミング技
> 術」「創造性」「論理的思考」などの獲得を目的にしがちなのですが、本当はこ
> れらのリテラシを習得することで、特定の分野によらない問題解決の手段として
> 使えるようになれば素晴らしいと思います。

まさに「問題解決の手段」として使えるようになれば!!といつも試行錯誤
する毎日です.「問題解決」の手段としてSqueakを利用するカリキュラム実践を
手探りながらなんとか1年間続けてきましたが,本当にカリキュラム開発って
難しいと痛感しています….ですが,色々な問題点が見えてきたとともに,
どうすれば高校生がSqueakを用いてプロジェクトベースで学んでいけるかなど,
少しずつですが見えてきたようにも感じています.現在,1年間授業を
受けてきた生徒たちにアンケートを取る準備を進めていまして,Squeakに
対する高校生からの生の声などもこのSqueak-jaに投稿していければと
考えています.また,結果がまとまれば報告させていただきます.
(現在考査期間中でして,忙し…(涙).
 大島さんが紹介されていた来年1月の京都でのSqueakのイベントで
 報告するかもしれません.)

> >私たちは、武蔵工業大学の系列高校の東横学園高等学校でSqueakのワークショップを
> >行っています。このワークショップを通じて、情報教育においてSqueakがどのような
> >役割を果たせるのかを確かめていきたいと思います。
> 
> 機会がありましたら、ぜひそのお話もお聞かせください。よろしくお願いします。
>

また学校間での情報交流などもできればと思いますので
ぜひ,今後ともよろしくお願いいたします.

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 藤岡 健史 Takeshi FUJIOKA
 京都市立堀川高等学校 情報科・数学科
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